ジゴワットレポート

『ワンダーウーマン』の面白さは、割と最後まで引っ張る「勘違い」にある

自分も「アメコミ映画は好きだけどアメコミそのものにはあまり詳しくない」タイプの人間なので、『ジャスティスの誕生』で突如主役級のオーラをまといながら登場したワンダーウーマンにはとても驚いた記憶がある。 まさに「え?なに?この女の人もヒーローだ…

エヴァがエウレカで、エウレカがハイエボへ。『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』の、観れなかったもの。

私にとって『エウレカセブン』は特別な作品だ。 何かと斜に構えたがる十代の頃にこのアニメと出会い、レントンとエウレカの赤面連発なイチャイチャに目をそらしながらも、この作品を通して「フィクション作品とはどのように作られるのか」という観点を持った…

「文章を読めない」の正体は「短文を理解する能力が先行してしまう」ではないだろうか

nogreenplace.hateblo.jp いつも拝読しているブログのこちらの記事を読みました。 例の中高生の読解力不足の報道が事の発端となる話題。 全編面白かったのですが、特に「ふむふむ」と読んでいたのがこちらの部分。 というわけで、厳密にいえば「何も考えてい…

平成ライダーシリーズでも最高峰だと思っているあの5秒足らずの名シーンについて語る

平成仮面ライダーシリーズももう19作続いていて、30分の50話で単純計算してもエグゼイド時点で1,620,000秒もの時間が流れている訳ですが。 その中でも、たったの5秒ほどだけ、自分の中で不動の第1位とも言うべきお気に入りのシーンがあるん…

ヒーリングサバイバル動画「Primitive Technology」シリーズを観ていたら一日が終わった・・・

せっかくの休日なのに仕事の日と同じ時間帯に目が覚めてしまい、そのまま二度寝も叶わず、布団の中でスマホをいじりながら家族が起きるのを待つ。 今日もまた、そんな始まり方をしてしまった。 そんな時に偶然見つけた、YouTubeの「Primitive Technology」(…

週刊スピリッツ44号の菅田将暉によるフィリップ復活が仮面ライダーファンにとっていかに衝撃的で感動的か、という話

2009年の秋、ニチアサでは「平成ライダー10周年、秋の陣!」というコピーが使われていた。 集大成かつお祭り騒ぎである『ディケイド』、そしてその劇場版である『対大ショッカー』を経て、秋に放送が開始される「仕切り直し一発目」としての『仮面ライ…

変態タブレット「YOGA BOOK(Android+Wi-Fiモデル)」を2週間使ってみたレビュー。その中途半端さに萌えられるか否か。

久々にちょっとお高い買い物をしてしまいました。 Lenovoの2in1タブレット「YOGA BOOK」。 www3.lenovo.com といっても、「買おうかな」と思い立ってからポチるまではおよそ1日でしたね。 こういうのは 勢いで誤魔化さないとやっていけない いく…

もうみんな絶対読んでると思うけど『Dr.STONE』って漫画がめちゃくちゃ面白いよね、という話

またもやすでにタイトルで完結している記事を書いてしまった・・・。 本当にそのままなんですけど、週刊少年ジャンプで連載中の『Dr.STONE』、とっても面白いですよね。 なんというか、久々に「ぐああ!こんな漫画もあるのか!!」というショックを伴うタイ…

だから僕は「神様、僕は気づいてしまった」にハマっていましたのでとにかく語らせてくれ

久々にしっかりとハマってしまったバンド、「神様、僕は気づいてしまった」。通称「神僕」。 バンド名が完全にいわゆる厨二的なアレで、覆面バンドで被り物のモチーフが神様というのも、中々に「キてる」感じ。つくづく、アーティストというのは曲そのものだ…

ハリウッド(Netflix)版『デスノート』の感想は「ああ、ワタリ・・・ あなたはどうしてワタリなの・・・?」に尽きる

常々自分のTwitterでも書いているが、私は漫画やアニメが実写になった際に「このキャラのここが違う」とか「あのキャラはこんなこと言わない」等と書き並べて批難するのはナンセンスだと思っていて、実写には実写に合った再解釈や変更点があって然るべきだと…

【総括】『仮面ライダーエグゼイド』はなぜあんなにも相当EXCITEだったのか

今年もこの時期がやってきました、平成仮面ライダーの最終回。 『クウガ』からずっとリアルタイムで観ているが、いつからか番組終了時期も変わり、今年は例年より1ヶ月速い幕引きのタイミングだったが、やはり終わってみるとしみじみしてしまう。 平成仮面…

『仮面ライダーエグゼイド』はいかに計画的に九条貴利矢を散らせたか

今、『仮面ライダーエグゼイド』が面白い!…という三流文句を叫びたくなるほどに、今、『仮面ライダーエグゼイド』が面白い。自分の中では「絶賛大ヒット!」という声が毎週鳴り響いている状態だ。『クウガ』から観てきた平成仮面ライダーシリーズも遠いとこ…

【総括】閉眼!『仮面ライダーゴースト』のメッセージ!

最終回放送から約2ヶ月半遅れで、『仮面ライダーゴースト』TVシリーズ全話の視聴を終えた。当ブログを以前から読んでいただいている方はご承知と思うが、『ゴースト』は1クールあたりまで「ゴーストウォッチメン」と題して毎週必ずレビュー記事を投稿して…

【総括】小説で真に完結する「仮面ライダー鎧武」。リプライズされるシリーズへの色目と継承の物語

発売から約2ヶ月が経ってしまったが、やっとこさ「小説 仮面ライダー鎧武」を読了した。 TVシリーズ最終回後、もっと正確に言うと「MOVIE大戦フルスロットル」におけるメガヘクス襲来やOV鎧武外伝におけるナックル奮闘劇の、その更に後の時系列に当たる物語…

本屋が好きなのに本屋に足が遠のいてしまう田舎民の辛さについて

Twitterでもはてなでも話題になっていたこの記事を読んだ。 www.asahi.com 要は、もう何年も前から言われている「本屋が減った」の話題。 ネットでも多くの人が「嘆かわしいことだ」といった反応を示すが、ここ数年はそれと同じくらい「Amazonが便利すぎて・…

こんなのが観たかった? 『仮面ライダーエグゼイド』 幻のギャグ回を想像してみる

まもなく最終回を迎える『仮面ライダーエグゼイド』。 平成ライダー恒例(?)のギャグ回が実質無かった作品でしたが(クリスマス回とバガモン回が半ギャグ回?)、そもそも近年は、昔ほどあからさまに「今回はギャグです!」みたいなのは無いんですよね。 …

ドカーン!無限地獄から今回も無事に生還!ドカーン!『トランスフォーマー 最後の騎士王』!ドカーン!

今回も・・・今回も長い戦いだった・・・。『トランスフォーマー 最後の騎士王』。 思えば大学生の頃に観た第1作目『トランスフォーマー』から、早10年。 確か1作目は、『仮面ライダー電王』の劇場版と同日に観たんだよなあ。 tf-movie.jp もはやとてつ…

『ベイビー・ドライバー』。その物語が、音楽もカーチェイスも全てを乗せていく。

私は普段映画を観る時は、頭の中でブツブツと感想を呟いてしまう人間なんですけど、久々にそれを忘れて思いっきり作品に引き込まれていました。 運よく公開日に観に行けた『ベイビー・ドライバー』。 www.babydriver.jp 本国での評判の良さから、ネットの映…

誰が『誰が賢者を殺したか?』を殺したか?

『誰が賢者を殺したか?』という漫画が、本日最終回を迎えた。 約2年前にこの漫画を初めて読んだ時に受けた衝撃は、今もしっかりと覚えている。 好奇心を掻き立てるタイトル、話の全容が見えないまま進む第1話、最後にカチっと音がするくらいに歯車がはま…

パパママ教室における男性蔑視と「イクメン」に対する違和感

父親になって約半年が経った。 娘はここ数週間、やたら感情が豊かになってきて、前より笑うことが増えたし、怒ることも増えた。 つい先日まで「何かを訴えたい」時の行動が「泣く」一択だったのに、「泣く」「怒る」「甘えたような変な言葉を発する」とバリ…

戦隊夏映画の難しさとキュウレンジャー本編への不満。『宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲』

ライダーと比べるとどうしても上映時間が短いので、しばしばネットでもオマケ扱いを受けてしまう戦隊夏映画。 しかし、ちょうど番組が中盤に差し掛かった頃に公開されるだけあって、「前半集大成」「番組コンセプトのおさらい」「根幹テーマの再描写」といっ…

原作からの改変(再構成)について考察・検討してみる。『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』

期待7割・不安3割ほどで臨んだ、実写版ジョジョこと『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』。 ここ数週で連続しているジャンプ漫画実写化作品の流れにおいて、本作もそれらと同様に、とても丁寧に原作の魅力を再構成したものに仕上がって…

「真の完結」の意味を観た。さようなら、エグゼイド!『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』

とにかく楽しかったこの1年間。『クウガ』からずっとリアルタイムで平成ライダーシリーズを観続けているが、『仮面ライダーエグゼイド』はこれまでの平成ライダーがやってきた「作り方」をハイブリッドに組み合わせたような魅力があり、平成も終わるこの時…

マクドナルドの真の魅力はハンバーガーにあらず。『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』

私は本当にマクドナルドが大好きだ。 おそらくほぼ確実に週に1回以上は食べているし、定期的に出てくる新種のハンバーガーも、ここ数年味見を欠かしたことはない。 未だに2012年のグランドキャニオンバーガーがどうにかして復活しないものかと祈る日々…

実写映画『東京喰種』の喰い足りなさと、カニバリズムものにおける展開上のノルマが持つ足枷

漫画から実写映画化した作品に、原作を全く読まずに臨むというのは、かなり久々な体験だった。 後輩や、ネットの知り合いにも何度か勧められていた漫画、『東京喰種』。 なんだかんだ言いながら読む機会を作れず、その間に実写映画も公開となったので、いっ…

「ジョジョっぽさ」の壁に挑む一冊。『岸辺露伴は動かない 短編小説集(1)』感想

もちろんのように『ジョジョの奇妙な冒険』は大好きなので、付録目当てで買ってきました、ウルトラジャンプ。 『岸辺露伴は動かない 短編小説集(1)』。 わざわざ(1)ってことは、やはり(2)の企画が進行中? 普通にウルトラジャンプの次刊予告に(2…

ありがとう、『ジョン・ウィック:チャプター2』。本当に「ありがとう」。それしか言う言葉がみつからない・・・。

大好きでたまらない映画の続編が公開されて、しかもそれが滅茶苦茶に面白い・・・。 こんなに幸せなことがあって良いのだろうか。 johnwick.jp キアヌ・リーブス主演のアクション映画『ジョン・ウィック』の続編、『ジョン・ウィック:チャプター2』。 亡く…

父親だけど、俺もおっぱいが欲しい!!

先に言っておきますが、変態的な話ではないです。 期待させてしまった人、そういう嗜好の方々、本当に申し訳ありません。

サランラップからVRまで。『大ゴジラ特撮王国KAGOSHIMA』レポート

少し遠出して行ってきました、『大ゴジラ特撮王国KAGOSHIMA』。 この類のやつは1年前に福岡で行った『ゴジラ展』以来かな。 www.mbc.co.jp ゴジラ関連の展示は「どれくらいオタク向けか」「どのくらいファミリー層向けか」という観点で色んなパターンがある…

実写版『銀魂』が全力でてめーをぶった斬らない点について

実写版の映画『銀魂』、面白かったです。 『アオイホノオ』や『勇者ヨシヒコ』の福田監督が撮っているだけあって、良い意味で「ちゃちい」し、「しょぼい」。 そしてそれは、原作とアニメが築いた「なんでもあり」な土壌の上に積み上げられているので、総じ…